Dollycamの使い方
こんにちは。niko2kantaです。
この記事ではロケットリーグ「bakkesmod」に搭載されている「Dollycam」と呼ばれるモッドの使い方を解説していきます。(パソコンのみ{まだsteamのみ?})
とりあえずこれが使えると編集的な知識がなくてもただ切り貼りするだけでそれっぽい映像が作れてしまうというわけです。
素材が良ければクオリティも自然と上がって見えます。
「Dollycam」とは、カメラ制御モッドでありリプレイ内で「フライ」カメラの状態で意のままにカメラを滑らかに動かして、理想のシネマティックを撮影する手助けをしてくれるものです。シネマティックとはプレイヤービューの映像ではなく、演出としてステージや三人称に立って取られた動画のようなものを指します。
では早速解説の方に移ります。
bakkesmodの導入に関しては、
彼が教えてくれています。
そして導入が終わったらしっかりとロケットリーグを起動する前にbakkesmodを起動しておきましょう。
先に起動しておかないとロケットリーグをもう一度再起動する羽目になる可能性があります。
しっかりbakkesmodがロケットリーグに適用されているか確認するために一度、
「F2」キーを押してウィンドウが出るか見ましょう。
このような画面になったらしっかりインストールされているでしょう。
もしここでつまずいたらバッケスモッド自体のインストールに失敗している可能性があります。
次にこのウィンドウの「Misc」タブに移動します。
「Enable developer console」のチェックボックスにチェックを入れます。
そして「Esc」キーを押してこの画面を閉じます。
その「console」というのを表示させるには「アポストロフィー」キーを押します。
日本配列キーボードであれば「P」の1つ右隣。
(英米配列は「L」の2つ右。)
(中国配列は「半角/全角」キー。)
「P」の1つ隣のアポストロフィーキー(@マークキー)を押すと
画面左上にtheコンソール画面が現れます。
ここに「exec dollycam」と打ってエンターキーを押して実行します。
(execute dollycam=ドリーカムを実行)
すると「bind ほにゃららかんちゃら"〇〇"」という感じで数行出てきます。
ここに書かれている通り、この「exec dollycam」というコマンドを実行するだけで、ドリーカムを使うためのキー設定を割り当ててくれます。
O(オー)→カメラの軌道の線の描写オンオフ
P→カメラの軌道の線を直線的にするか、スムーズにするか
テンキー1→カメラ制御の有効化
テンキー2→カメラ制御の無効化
テンキー5→キーフレーム打つ
という6個を割り当ててくれます。
しかし残念ながら「キーフレームのクリア」が割り当てられていないため、
このままだと間違えてキーフレームを打った時や、完成した時にキーフレームを削除できないので割り当てる必要があります。
もう一度「アポストロフィーキー」(@マークキー)を押してコンソール画面を閉じ、
「F2」キーを押して「binding」タブに移動します。
そして左上の「Add」をクリックして
「None」をクリックします。
するとコマンドを設定するキーを待機する状態になります。
私はテンキー0がオススメです。テンキー0キーを1回押すことで、
「NumPadZero」とセットできます。
そして下の画像でマウスカーソルがある部分をダブルクリックします。
コマンドの検索画面が出てきて「dolly」と入力すると
「dolly_path_clear」というコマンドが見つかります。
「dolly_path_clear」を選択して左下にある「Save」を忘れずに。
もう一度、「Save」を忘れずにクリックします。
binding tabで設定したキーはロケットリーグを再起動しても設定が残ります。
これでキー設定は終わりです。
ではリプレイ内での使い方に入ります。
私がDS4コントローラーでいつも使っているのでDS4基準で説明をしていきます。
リプレイに入ったら△ボタンを数回押してもいいですが、長押しをすることによって、このようにして左スティックで選ぶことができます。
ここで「Fly」に変更して
次は□ボタン数回押しor長押しで「None」を選びます。これはカメラのターゲッティングの話です。
すると完全な自由を手に入れることができます。どこまででも無限に飛んでいくことができます。
撮影をしたい部分にリプレイを飛ばして、×ボタンを長押しすると再生速度を変更できます。
オススメは50%です。ちなみにリプレイの再生速度によって十字キーによる巻き戻しと早送りの動き幅が変動します。
例えば見たいところをちょっとだけ通り過ぎたときに100%だと戻りすぎてしまうが
スローにすると戻る秒数も少なくなって戻りすぎを回避できます。ミニチップ。
あと速度変更を使うと、スティックを動かしても下の画面から逃げられなくなる場合がよくありますが、コントローラのボタンとスティックをやたらめったガチャガチャやって脱出することができます。それかそうなったらリプレイを読み直した方が早い。
私はいつもイライラをコントローラ越しにぶつけて無理やり動かしてます。
あとは慣れとセンスでカメラをちょっとずつ動かして「十字キー↑」or「テンキー5」を押してキーフレームを打っていきます。
キーフレームが多ければ多いほど理想通りのシネマに近づくことができますが、
結局は慣れです。カメラの挙動を滑らかにするために、思い通りに動いてくれなくてイライラすることもありましたが、エアリアルとおんなじで空中制御に対する理解が足りなかっただけです。じゃなくてdollycamに対する理解が足りなかっただけです。
キーフレームを打っている途中に「O」キーを押すと、下の画像のようなカメラ軌道を見ることができます。これはカメラが滑らかに動くモードです。
「P」キーを押すと、直線的な状態も見ることができますが、正直直線的を使うことは私は人生で一度もなさそうです。(Rocket League FXは使ってるときあった。)
で、「キーフレームを打ち終わったなあ」となったら、
1つ目のキーフレームを打った部分までリプレイを戻します。
テンキー1を押してからリプレイを再生することで、
カメラが線に従って動いてくれます。
理想の動きをするようになったらUIを全部消して録画して完成です。
テンキー2に割り当てられているカメラ制御の無効化は、言葉の通り、カメラが線に従わなくなるだけです。
そして先ほどテンキー0に割り当てた、「dolly_path__clear」を押すことによってキーフレームを全部削除することができます。
以上が基本的なDollycamの使い方です。
プレイヤービューからフライカメラに移す方法は、
プレイヤービューの切り替えたいタイミングでリプレイを止めてこの状態から
□ボタンを長押ししてターゲッティング指定を「None」にすると
プレイヤービューとカメラのと距離が完全に一致した状態で「Fly」カメラの「None」ターゲッティング状態に移行できるため、マウスホイールを2~4回くるくるしてFOVを調整して、プレイヤービューと感覚的に見た目を同じにして、この部分を1つ目のキーフレームにしてキーフレームを打っていく。
そのあとに編集ソフトで60fpsで読み込んで顕微鏡クラスの作業で完全に一致するフレームを探して自然な感じにつなげる。っていう感じでやります。
モーションタイルを使うと多少サイズを間違えていてもごまかせるので便利です。
以上です!!!!
分からないことがあれば、DMリプで待ってます。